はじめに
こんにちは。
今回はインターネット大会「プリティプリマ」に参加しました。
高さの小さい、進化前のポケモンが使えるダブルバトルです。
参加可能ポケモン等については↓あたりを見てください。
プリティプリマ大会で使用可能|ポケモン図鑑ソードシールド|ポケモン徹底攻略
種族値の感覚としては、
70〜 | 超高い |
60〜70 | 高い |
50〜60 | 普通 |
〜50 | ちょっと低い |
くらいだと思ってくれれば良いです。
戦績
TNすずはらるる 最終1807(28-5) 11位
サーバーエラー等の影響もあり最終日しか潜れず疲れたのでここで止め。
比較的少ない試合数で1800に乗れたのは良かったかな。
考察の流れ
このルールの特徴として、
・種族値の差が大きく実質的なプールはそこまで広くない
→同速勝負が発生しやすい
・通常のルールの火力と耐久のバランスよりも、火力の比重が大きい
→サイクル戦を成立させづらく、初手の出し負けの影響が大きい
・持ち物の秘匿性が高い
→襷とスカーフ、輝石などを見分け、全対応するのが難しい
あたりが挙げられると考えました。
これらの解消としては凍える風やエレキネットといった相手2匹を攻撃しながらS操作が出来る技が強いと思ったので、プール内最速であり凍える風を使えるニューラを採用。
次に、ニューラと相性の良いダイマックスエースとして、ポリゴンを採用。ニューラと合わせてこの2匹を軸とした。
こちらも同じく殴りながらS操作が出来るダイアタックを強く使える他、環境に物理ポケモンが多くDL対策を施すとしてもB方面の耐久の意識を疎かに出来ないこと、また強い鋼タイプも少ないことからノーマル技の通りが良いことも追い風であると考えた。
次に、ニューラに強い炎・岩・格闘あたりのスカーフ枠をさらに上から倒せるスカーフダクマを採用。また上から制圧するビートダウンの形を保ちつつ、耐久を上げる詰ませにも対応できる毒守ベベノムを採用した。
このダクマ+ベベノムの並びは種族値も高く攻撃面の補完も良いのでポリゴン軸でなくとも使われることは多いと考えた。この2匹にはエスパー技がよく通ることに着目し、サイコキネシスを搭載したアタッカーのサニーゴを採用。
上記の5体の時点で既に広い範囲を睨めていると感じたので、拘っていて器用に立ち回りにくいダクマをカバーする意味合いも兼ねて同じ格闘枠であるドッコラーを採用し、構築の完成となった。
個体紹介
ニューラ
精神力/気合いの襷
陽気 H212 D44 S252/157-115-75-49-101-183
ローキック/凍える風/嘘泣き/猫騙し
・C49ニューラのWダメージ凍える風+C150ポリゴンのダイアタック(威力150)を255/256耐え
・Wダメージ凍える風+ローキックで161-76-96ニューラを14/16で倒せる
・最速
環境最速入れ得ポケモン。
素の種族値でDL対策が出来ており、また持ち前のSと精神力によって初手性能が非常に高い上、襷を持たせて後述のポリゴンと合わせることでほとんどのギミックに対応することが出来る。
スカーフニューラも確かに強いが、対ギミック性能が落ちることやスカーフミラーでの同速ゲーなど安定感に欠けると感じており、個人的には襷の方を高く評価している。
技構成はコンセプトである凍える風と、こちらもSダウンの追加効果&命中安定でニューラやコマタナへの打点となるローキック、後述するポリゴンの撃ち合い性能を強化する嘘泣き、最後に対晴れや詰めの場面でも役立つ猫騙しの4つ。
冷凍パンチやトリプルアクセルが必要だと思った場面も特になく、これで完結していると思う。
ポリゴン
ダウンロード/進化の輝石
控え目 H52 B4 C196 D4 S252/147-×-91-143-96-92
破壊光線/シャドーボール/吹雪/怪電波
・H振り輝石ポリゴンを嘘泣き+ダイアタックで15/16で倒せる
・H4振りニューラをダイアタックで13/16で倒せる(凍える風と合わせて確定)
・素早さ-1のダクマ、ベベノム抜き
・素早さ-2のニューラ抜き
ダイマエースの準速ポリゴン。
ノーマルタイプ+輝石による撃ち合い性能が高く、また環境に鋼タイプ・ゴーストタイプが少なくノーマル技の通りが良いこと、コーチングや威嚇の影響を受けない特殊アタッカーであることからメインに据えることを決めた。
ニューラの凍える風とダイアタックを重ねることにより相手のSが2段階下がるためダイジェットと撃ちあっても素早さ勝負を有利に進めることが出来るのが強かった。
特性はダウンロード一択。実際かなりDL対策は意識されていてほとんどの場面でAが上がったが、対モンジャラ絡みでは有効に働いてくれた。ちなみに、ニューラで嘘泣きを入れてからポリゴンを出すとCを上げられる裏技がある。使う場面はなかったけど。
技はノーマル技の中でもASニューラを倒せる破壊光線、サニーゴへの打点となりビートダウンと相性の良いダイホロウ媒体となるシャドーボール、モンジャラに対する最大打点で天候を書き換えられる吹雪を採用。
残り1枠は、怪電波、サイドチェンジ、凍える風辺りが候補だったが、後続で詰める際に有用な怪電波を今回は選択した。
実際に怪電波で相手のCを下げつつベベノムで詰める試合がいくつかあったが、まあ他の技でも強いと思う。
ダクマ
精神力/拘りスカーフ
陽気 A252 B4 S252/135-142-81-×-70-136
インファイト/ローキック/アイアンヘッド/燕返し
ニューラのトリプルアクセルの乱数が変わるため一応端数はB
スイーパー兼強い格闘打点を持つポケモンとして採用。ダイアタックやダイホロウの追加効果とも噛み合っている。
S種族値72が非常に偉く、スカーフを持ちがちなロコン、ヒトカゲ、アーケン、Sが下がったスカーフニューラあたりを上からワンパン出来るのが偉かった。
技構成はメインウェポンのインファイトとS操作用のローキックまでは確定。
始めは相手のダクマベベノム辺りに通りの良い思念の頭突きを採用するつもりだったが、ポリゴンがダイマ出来なかった時にサブプランとしてダイマ出来るよう燕返しとアイアンヘッドを採用。
が、普通に1回もダイマしなかったので思念の頭突きで良かったと思う。
ベベノム
ビーストブースト/黒いヘドロ
臆病 H4 C252 S252/143-×-87-137-87-125
ヘドロ爆弾/毒々/守る/身代わり
ダクマ以外と並んだ時にD>Bになるので端数はHに
第2のスイーパー兼詰ませを両立できる枠。
相手のS下降とビーストブーストの相性が良く、ビートダウンの形を取りつつも相手の詰ませに強く出来るのが強かった。
鋼タイプには何も出来ないが、ルール的に強い鋼タイプがほぼいないことも追い風であったと思う。
まもみがは相手のダイマックスをいなしたり、上から身代わりを張る択が安定択となることが多かったりと大いに役立った。
関係ないが今作からlv100でも飴を使えば進化できるようになって本当に良かった。危うく一生進化出来ないベベノムが誕生するところだった。
サニーゴ
呪われボディ/拘り眼鏡
控え目 H252 C252 D4/167-×-120-128-121-50
シャドーボール/パワージェム/サイコキネシス/大地の力
DL対策でD振り
サイキネを搭載したサニーゴがダクマ、ベベノムあたりに強い気がしたので採用。
技構成は無難に範囲を広げる形。
ベベノムをワンパン出来るという理由で眼鏡を持たせたが、打ち分けられなくて困ったこともあったので力を吸い取るなどを入れて帯やら珠やらにするのも良かったかもしれない。
地味に構築にいるだけでダイマポリゴンミラーでサニーゴに引くかもしれないというストレスを相手に与えることが出来る(………かもしれない)
ドッコラー
鉄の拳/オボンのみ
意地っ張り H44 A252 B20 D188 S4/156-145-78-×-79-56
ドレインパンチ/岩雪崩/マッハパンチ/見切り
DL対策かつ総合耐久指数が高くなるように
守れる格闘枠が欲しいな〜ということで採用。
こちらもマッハパンチでニューラを上から縛れる。
岩雪崩の枠は単純に補完が良く、かつ岩技の刺さりが良いルールであることから採用したが、実際には撃つ機会は一度もなかったので手助け等も検討すべきだった。
正しくは、速い岩打点は強いルール、であったと思う。
耐久足りないけど、守るも欲しいのでオボン。A特化にせずにもうちょっと耐久に回しても良かったかな。
選出・動き
ほぼ全ての構築にニューラ+ポリゴンで投げる。
+ 、裏+
+ 、裏+
このどちらかの選出が多かった。
対サルノリ+フワンテ
猫騙し+シャドーボール(グラスシードのお陰でCが上がる)
対ニューラ+タンドン
ポリゴンでニューラにダイアタック+後発ダクマ
対味方影打ち+弱点保険(フワンテ、サニーゴなど)
嘘泣き+ダイホロウ
対ロコンモンジャラ
猫騙し+ダイアイス(DLでCが上がるため眠り粉、ダイマックスに両対応)
あとなんかあったっけ。ギミックぽいの思い出したら追記しときます。
おわりに
メタから外れないグッドスタッフの形でしっかり戦えたので良かったと思います。
途中サーバーエラー等もあり満足に消化出来ていない人もいるであろうことは少し残念ですね。
また次のインターネット大会で会いましょう。
(サムネ用)