この青空にあくびループ

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【S13スペレ 禁伝ダブル】3Z3追い風スタンダード【最終1829・4位】

はい、こんにちは。

今期は序盤ちょっとだけスペレしてたので、使った構築を紹介しようと思います。
ルールは、「伝説、幻、UBのみが使えるダブルバトル」です。

↓イメージ


☆このルールについて☆

このルールの簡単な環境構造について自分の認識を述べておこうと思います。
興味のない人は飛ばしてください。


GSルールなどをやったことがある人は分かると思いますが、伝説ポケモンと言っても

3世代:
6世代:
7世代:

この辺りの強さは他と一線を画しています。これに、幻枠のアルセウスを加えた8匹が環境の中心になると予想しました。

これらの有利不利、縛り関係などを表したのが下の図です。
ノーマルアルセウス、襷レックウザは有利不利が少ない代わりに、一撃で相手を倒すポケモンではないと考えているので、左上に配置しています。

今回のルールは全体的に火力がかなり高く、タイプ相性ではなく等倍火力で殴るポケモンが多いので、なるべく交代をせずに殴り合いたいです。

しかし、プールが極端なため、猫騙しや威嚇など、隣を動かすためのサポート要素を持ったポケモンが殆どいません。

そのため、不利な相手に居座るためには隣のポケモンでそのポケモンを縛っておく必要があります。

つまり、先ほどの図における4すくみの対角に位置するポケモンが隣に並べた時の相性が良いと言えます。
(例えば、グラードン→日食ネクロズマ→スカーフゼルネアス→鉢巻レックウザグラードンの4すくみができているので、グラードンとスカーフゼルネアスは相性が良い。)
言っているのは当たり前のことなのですが、通常のダブルよりも特にその重要性が高いと言うことです。


また、これは逆さダブルのときに感じたことでもありますが、交代が難しいルールではS操作による恩恵が比にならないほど大きいです。
今回使えるトリックルーム要員が、軒並みイベルタルルナアーラに縛られやすく、立ち回りが窮屈になりそうなことを考え、追い風を選択しました。
色々な対面から展開出来るようにした結果、3匹が追い風を持つ結果になりました。


☆構築の経緯☆

まず、先ほどの4すくみから、スカーフゼルネアス+グラードン、スカーフゼルネアス+ルナアーラの組み合わせが強いだろうと考え、ゼルネアス、グラードンルナアーラの3匹を選択しました。

追い風展開を考え、相手のゼルネアス、イベルタルグラードンカイオーガなどをワンパン出来る鉢巻レックウザを採用しました。

相手のトリックルーマーの横にイベルタルなどが居てトリルを決められることがあったので、ルナアーラとは別タイプで殴れるイベルタルを採用しました。

ここまでで相手のゼルネアスが面倒だったので、その牽制として日食ネクロズマを採用しました。
ソルガレオではない理由は、このルールでは威嚇が少ないのと、ウルトラバーストによるS変化に勝ち筋を見出せる場面があると考えたからです。

最後に、このルールではスカーフという持ち物は基本的に弱いです。交代が難しいルールでは不利対面でもある程度の仕事が出来ることが大事です。
それでもスカーフゼルネアスを使ったのは上からレックウザイベルタルを縛れる固有の性能があるからですが、僕はフェアリーアルセウスに変更することで、縛り関係はそのままに手数の少なさという問題解決を図りました。

ということで、スカーフゼルネアスをアルセウスに変更し、構築の完成です。




☆個体紹介☆



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グラードン
性格:控えめ
実数値:404-×-356-438-216-217
努力値252-×-0-252-0-4
特性:終わりの大地
持ち物:紅色の珠
技構成:噴火/大地の力/火炎放射/守る

採用理由は前述の通り。
物理にしなかった理由は当然、断崖の剣の命中率の問題。スペレのレート差マッチを考えると、メイン技が命中不安にしたくなかった。一応、H振り日食ネクロズマが火炎放射で落ちるなどのメリットもある。
グラードンか隣のポケモンどちらかが動けば良い、という場面は出来るだけ噴火を押していた。
(余談だが、常に300下とマッチングしたとすると勝率85%ではレートが下がる)


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レックウザ
性格:意地っ張り
実数値:351-504-236-×-237-329
努力値0-252-0-×-4-252
特性:エアロック→デルタストリーム
持ち物:拘り鉢巻
技構成:画竜点睛/神速/滝登り/噛み砕く

有象無象をワンパンするための鉢巻レックウザ。基本的に後ろに置いて追い風下で着地させていた。レベル100ルールでは、準速でも最速100属を抜けるため、意地っ張りで採用。
噛み砕くはVジェネレートとの選択だが、体感ではVジェネレートがあれば勝てた試合より、噛み砕くで拾った試合の方が多かった。


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(妖アルセウスのgifが見つからなかったので画像で代用)

アルセウス
性格:臆病
実数値:381-×-276-339-277-372
努力値0-×-0-252-4-252
特性:マルチタイプ
持ち物:精霊プレート
技構成:裁きの礫/大地の力/追い風/守る

追い風を使えるスカーフゼルネアス。デメリットはノーマルアルセウスが使えないこと。
フェアリー技の火力は少し劣るが、レックウザ、無振りイベルタルを倒せるのは変わらないので問題はない。大地の力はほとんど使わなかったので、滅びの歌など詰めに使える技の方が良かったかもしれない。


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イベルタル
性格:陽気
実数値:393-361-227-×-232-326
努力値0-252-4-×-0-252
特性:ダークオーラ
持ち物:悪Z
技構成:イカサマ/不意打ち/追い風/守る

ネクロズマルナアーラのトリル展開を止めるために採用。イカサマZは他にもカイオーガに対する打点にもなる。ルナアーラを抜くために最速。


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ルナアーラ
性格:臆病
実数値:415-×-214-373-251-322
努力値0-×-0-252-4-252
特性:ファントムガード
持ち物:ルナアーラZ
技構成:シャドーレイ/サイコショック/追い風/ワイドガード

イベルタルと同じく、トリル展開を止めるためにZで採用。他のポケモンと比べてZ技以外の火力が無いため、置物化しないように注意して扱う必要があった。ワイドガードダークホールへの僅かな抵抗。


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ネクロズマ
性格:意地っ張り
実数値:335-454-291-×-254-253
努力値0-252-4-×-0-252
特性:プリズムアーマー→ブレインフォース
持ち物:ウルトラネクロZ
技構成:メテオドライブ/フォトンゲイザー/剣の舞/守る

見せ合いで相手のゼルネアスを牽制するために採用。たまに選出した。Zは理由はウルトラバーストを使えるようにするためで、レックウザなどに対して画竜点睛と神速の択を迫ることが出来る。
ちなみにウルトラネクロズマになるとメテオドライブでゼルネアスが落ちない。




結果的に3Z3追い風という構成になりました。

3Zについて、不利対面でも引けないため安定してZ技を放つことは難しいこと、実質持ち物無しでも十分な火力が出ることから全く使い辛さを感じることはありませんでした。

3追い風について、こちらも交代をあまりしたくない中で、いろいろな対面から展開出来るので便利でした。サブウエポンを持ちたいポケモンが少ないので技スペースの不足も感じませんでした。

これらの要素のおかげで、ある程度再戦にも強かったのかな、という印象です。(普段のスペレよりは再戦少なかったけど)



☆戦績☆

57勝21敗

レート1829

順位:4位(暫定)



久し振りに最終1ページ目に残れて良かったです。
今シーズンもお疲れ様でした。