シーズン9のスペシャルレート、62ダブル の環境推移記事です。
Q.なんで今更?
A.下書きにあったから
Q.需要あるの?
A.ないです(即答)
(以下本文)
シーズン開始3/13〜3/21
・シーズン開始前
◎主な出来事
3/6 シーズン9のスペシャルレート発表
3/8 威嚇ガオガエンなど、7世代の夢御三家の解禁
62ダブルはスペシャルルールが設置されたXY以降初めてのルールであり、また前期の伝説解禁シングルが比較的人気のあるルールであり、終盤まで盛り上がったことも相まって、事前考察はあまり進まなかったように見受けられた。
そのなか、「テテフアギルダー」が任意の並びに強いとされ注目を集めた。
また、発表直後に解禁された夢御三家については考察が満足に進まないままシーズンが始まった。
3/13〜3/14
テテフアギルダーはもちろん、分かりやすいギミックとして、天候パ、滅びパなどが多数を占めていた。
注目されていたテテフアギルダーが上位に食い込み、また天候の中では他の天候に強く、出し負けを眠り粉で誤魔化せるドレコーの並びが多かったことが分かる。初期環境では守る、猫騙し持ちが少なかったこともあり、鉢巻自爆や捨て身タックルでイージーウィンが狙えるカビゴンが2位と健闘した。また当時の上位陣が使用していたこともあり、キュウコンツンベアーのアンコール金縛りコンボ、鉄球ニョロトノをお先にどうぞで動かす雨滅び、レパルダスの悪戯心で優先度+1からポリゴンZで輪唱をするなどの2体セットのコンボもランキング入りしている。
◎大きな順位の変動
カプ・ブルル(10位↗︎2位)
カプ・コケコ(16位↗︎3位)
ガオガエン(12位↗︎4位)
ファイアロー(ランク外↗︎17位)
ルチャブル(ランク外↗︎24位)
アシレーヌ(ランク外↗︎26位)
アギルダー(3位↘︎16位)
カプ・ブルルやファイアローなど、並びでテテフアギルダーに強く出られるポケモンの使用率が大きく上がっている。また、この辺りから多くのトレーナーがHPを188以上に調整し始めたように見受けられる。それに伴い、カプ・テテフは未だ1位を保っているものの、相方のアギルダーは大きく順位を落とした。
アギルダーが失墜したことにより、それまでアギルダーに縛られていた高速帯のポケモンが採用され始める。具体的には、カプ・コケコやルチャブルなどで、特にルチャブルは殴れる軽業勢として一時期の流行を攫った。
また、カプ・テテフに比較的強く、威嚇や猫騙しなど強力な要素を持つガオガエンも順位を上げた。ガオガエンの増加を追いかけるように、カプ・レヒレ、アシレーヌ、そしてマリルリと水妖の3匹がそれぞれ順位を上げてランキングに食い込んでいる。
◎大きな順位の変動
ニョロトノ(9位↗︎5位)
ゲッコウガ(15位↗︎11位)
カミツルギ(19位↗︎14位)
ガマゲロゲ(ランク外↗︎21位)
ウツロイド(ランク外↗︎28位)
カプ・コケコ(3位↘︎8位)
前週、カプ系統とガオガエンが大きく数を伸ばし、「カプ+ガエン」という一つの組み方が浸透し始めた。それを受けて、カプに打点を持つための鋼タイプが軒並み順位を落とす結果となった。今回大きく数を増やしたゲッコウガ、カミツルギ、ウツロイドはカプとガエンどちらもに有効打を持てるポケモンであることからも、それは顕著に表れている。この対「カプ+ガエン」性能は、この62ダブルを語る上で1つのテーマとなるだろう。
その一方で、カプ・ブルルの増加などによってフィールドを取られることが多くなり、フィールドに依存しやすいカプ・コケコは使用率を少し落としている。
また、特にこの週は所謂スペレ塾QRが数多く使われたこともあり、ニョロトノやガマゲロゲなどの使用率が伸びている。
◎大きな順位の変動
カプ・レヒレ(9位↗︎7位)
カミツルギ(14位↗︎9位)
マリルリ(18位↗︎15位)
アシレーヌ(27位↗︎20位)
上位5位までの順位は変わらず、徐々に環境が固まってきたという印象を受ける。この環境においてガオガエンに強いというのは大きな価値を持ち、ガオガエンに強い水妖の3体はさらに順位を上げる結果となった。この流れに乗じてさらに順位を上げたのがカミツルギである。
これ以降、カプ、ガオガエン、鋼枠(ギルガルド、カミツルギ)、水枠(カプ・レヒレ、ゲッコウガ、マリルリ、アシレーヌ)を中心とした環境が続くこととなる。
ここで文章は途絶えている。
人口が減り、これ以降大きく環境が動くことはなかった…