こんにちは。
今回はインターネット大会「トリックホリック」に参加しました。
"ハロウィンにちなんだ、各国で怖いイメージのあるポケモン"が参加できるシングルバトルです。
使用可能ポケモンは誰かのツイートかPGLで確認してください。傾向としては悪、毒、ゴーストあたりのポケモンが多いです。
トリックホリック参加申請忘れたけどやりたい、って人にサブロムを貸したので1ロム特攻です。
☆構築の経緯☆
使用可能ポケモンを眺めていて、猫の手胞子が使えることに気が付いた。
普段のシングルと比べて、
・フィールドで胞子を防ぐ、がいない
・胞子が効かない強い草タイプが少ない
・マニューラより早いポケモンが少ない(、のみ)
と、追い風な要素が多い。
猫の手の候補としてはマニューラ、レパルダス、ニャオニクスを考えたが、このルールには悪タイプが多いため、マニューラを採用することにした。
ネックであるマーシャドーに対する動きを考え、パラセクトにゴツメ、メタモンに襷を持たせた。
マーシャドーマニューラ対面が出来た際、パラセクトに引きゴツメダメを入れ、後攻胞子からメタモンを投げる。
この動きによって、相手は襷が潰れた寝ているマーシャドー、こちらは襷の残ったマーシャドーがいる状況が作れるので、それだけでゲームセットになる試合も少なくなかった。
ここまでで表選出は完成したので、裏選出を考える。使えるのが3枠しかないのと、受けサイクルには猫の手が強いので対面寄りに組むことにした。
事前考察でマーシャドー+ミミッキュ+対面操作が強いと感じていたので、良い調整を探していたところ、調整案を頂いたのでそれを使わせてもらった。
☆個体紹介☆
マニューラ
性格:陽気
実数値:145-172-86-×-105-194
努力値:0-252-4-×-0-252
特性:プレッシャー
持ち物:食べ残し
技構成:はたき落とす/剣の舞/猫の手/身代わり
猫の手枠。
マニューラを評価した点は2つあり、まず胞子が通らないグライオンや草タイプに対し、見た目上圧力をかけられるので剣の舞を積むチャンスがあること。特に草タイプはゴースト複合が多く、はたき落とすが通りやすい。
もう1つは、ゴースト技が半減であること。このルールの先制技のほとんどは影撃ちであり、体力が少なくても倒されにくい。また、身代わりを貫通してくるシャドースチールに対しても、剣の舞を積まなければそこまで入らないので、身代わりを残していればマーシャドーに居座れる点である。
はたき落とすと地獄突きは選択だが、スカーフ持ちに対しての動きがかなり楽になるので、はたき落とすを採用した。
調整について、特に何も考えずASで運用したが、デンジュモクのマジシャ、サザンドラやアーゴヨンの流星群を耐えるまでDに振った個体の方が安定することに参加してから気付いた。
パラセクト
性格:呑気
実数値:167-120-140-×-100-31
努力値:252-36-220-×-0-0
特性:乾燥肌
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:キノコの胞子/守る/カウンター/泥棒
・泥棒でインファイトでBが下がったマーシャドーの身代わりが割れる
キノコの胞子枠。
残りの技は猫の手で出ない技で固めた。
このルールでキノコの胞子が使えるポケモンにはマシェードもいるが、どちらもB耐久が変わらないこと、単純に使用できる技の有用性からパラセクトになった。
特に、マーシャドーに後投げする関係上、身代わりを残されると負けが確定してしまうので、最低限の攻撃は確保したが、一度も身代わりを貼られることは無かった。
コンセプト上、後攻胞子を撃ちたいため最遅。
メタモン
性格:冷静
実数値:155-×-×-×-×-×
努力値:252-×-×-×-×-×
特性:変わりもの
持ち物:きあいのタスキ
技構成:変身
メタモン枠。
拘りスカーフではなく気合いのタスキの理由は、ロトムがスカーフを持っているのとマーシャドーに変身することが多くなると予想されたから。
また、スカーフ持ちの可能性があるポケモンとマニューラが対面した時、メタモンバックで技を見ることによって持ち物を判別する動きも強かった。
マーシャドーに変身した後3タテしたことも数回あって、改めてマーシャドーの異常性を実感した。
マーシャドー
性格:意地っ張り
実数値:170-188-101-×-136-153
努力値:36-204-4-×-204-60
特性:テクニシャン
持ち物:拘り鉢巻
技構成:シャドースチール/インファイト/影撃ち/冷凍パンチ
・+2意地ミミッキュの影撃ち耐え
・臆病ウルガモスの大文字Z、+1サイキネ耐え
・準速100属抜き
ミミッキュに対して耐久振りを気にせず影撃ちを撃てたり、予想以上の耐久で倒しに来た相手を返り討ちにしたりと調整が活きた場面がそこそこあった反面、最速ミミッキュやサザンドラなどに抜かれることもあり、一長一短といったところだった。
耐久紙みたいなイメージあるけど、仮にも600属ですからね。耐久もサンダーと同じくらいと言われると強そう〜(^。^)って感じ。
ミミッキュ
性格:意地っ張り
実数値:133-144-109-×-126-148
努力値:20-164-68-×-4-252
特性:化けの皮
持ち物:ゴーストZ
技構成:シャドークロー/影撃ち/じゃれつく/剣の舞
・陽気マーシャドーの影撃ち耐え
いつも見かけるようなミミッキュだが、鋼タイプがほぼ存在しないこの環境において、非常に動きやすかった。
個体数の多いどくタイプを考えると、ミミッキュZよりはゴーストZの方が優先度が高いかなあというイメージ。
無難に強かった。
ウォッシュロトム
性格:控えめ
実数値:135-×-127-165-127-136
努力値:76-×-0-196-0-236
特性:浮遊
持ち物:拘りスカーフ
技構成:10万ボルト/ハイドロポンプ/ボルトチェンジ/トリック
・C 11n
・準速デンジュモク抜き
対面操作枠。
マーシャドー、ミミッキュに受け出しされるポケモンはドヒドイデ、バルジーナ、輝石ゴルバットくらいなので、相性が良い。
そもそも地面タイプの性能がピーキーで、グライオン以外は数が少なかったこともあり、ボルトチェンジがかなり強力であった。
トリックは耐久ポケモンに刺さる技だが、使い手が下手だったのでなかなか撃てなかった。かなしい。
☆選出・立ち回り☆
マニューラパラセクトメタモンか、マーシャドーミミッキュロトムの2択。
本当にその2通りしか出していない。
以下は選出の基準と立ち回り。
①マニューラより早いポケモン
(ⅰ)素でマニューラより早いポケモン
基本的には裏選出。プテラには猫の手選出でもよい。
(ⅱ)スカーフ持ち
初手で対面した時は、パラセクトやメタモンを経由して1度相手を引かせたいが、このルールではあまりマニューラをワンパンするスカーフ持ちはいなかったように思える。
また、身代わりが残ってさえいれば、はたき落とすによって後攻催眠からのはたき落とすでSを逆転させることが出来るので、猫の手選出を躊躇うことは基本的にない。
個体紹介でも触れたが、Dに努力値を回せば耐える範囲が広がるのでそうすべきだった。
(ⅲ)特性加速
出来れば裏選出で出したいが、刺さり次第では猫の手選出も十分可能。
②音技持ち
(ⅰ)ウルガモス
事前に剣の舞を積めていればはたき落とすで処理可能。最悪メタモンでパクれるが、裏選出で勝てそうならそちらが無難。
(ⅱ)バクオング
裏選出が勝てないので基本的に猫の手選出。剣の舞はたき落とすで勝てるので、起点を作れていれば問題はない。
トリックルームはそもそもさせないのが理想だが、貼られてしまった場合でもタスキメタモンなどでターンを稼げるのでそこまで苦労しなかった。寝言は無理。
③マーシャドー
前述の通り、パラセクトでゴツメダメを与えて後攻催眠。メタモン後出しで切り返せる。
マーシャドーZだとパラセクトが倒されてしまうが、それでも襷メタモンが場に出るので不利ではない。
また、既にパラセクトが倒されていて相手の裏にマーシャドーがいそうな時は、出来るだけ剣の舞を積まずに身代わりを残して突破したい。
④ラム・防塵ゴーグル
対策してません。
ゴーグルドクロッグに壊滅させられてじわった。
☆戦績☆
1日目 12-3
2日目 10-5
3日目 14-1
計 36-9 (80.0%)
最終レート 1842
順位 7位
☆おわりに☆
ギミックだし正直1650くらいで終わるかなぁなんて思っていたので、1日目、2日目はツイキャスで全試合放送しました。
最終日のマッチングが割と良くてギリギリ上げきったという感じですね。
途中ヨルノズクに負けたり、エレキブルに負けたり、ラフレシアに負けたり色々ありましたが、楽しかったです。
久しぶりにネット大会が盛り上がった感じがありますね。
この調子で次のスペレ発表にも期待しましょう。
では。