この青空にあくびループ

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【S16スペレ 上位禁止シングル】対面特化ヘラクレセ【1823】



S16スペシャルレートの上位禁止シングルで使用した構築の紹介です。
一週間ほど前からはスペレに触れていませんが、今期はスペレが上手くいっても総合レートをやるつもりがなく、今後スペレには遊び程度にしか潜らないだろうという判断の上公開しました。


☆構築の経緯☆

使っているポケモン自体は珍しいものではないですが、考察したことを構築経緯としてまとめておきます。



環境考察
・ストッパー足り得るポケモンがほぼいない
→環境的には積みが強い

・通常シングルと比べフェアリー、はがね、ゴーストが激減
→特に実用レベルの範囲ではジャラランガの上から殴れるフェアリーがほぼいない


このルールで積みエースとして強いであろうジャラランガのメタから考察をスタート。
竜舞毒突き、カムラ腹太鼓まで考えるとフェアリーの後投げでの対処は安定しない。
そこで、ムーンフォースを所持したクレセリアを採用。

プール的にゴーストタイプがかなり少なく、クレセリアに対する崩しは主に毒を絡めたものになると考えた。
そこでクレセリア側が取れる対処としては、眠るを採用する、もしくは三日月の舞を使ったクッションとしての役割を持たせることのどちらかである。
眠るを採用する場合、クレセリアの役割がかなり曖昧になってしまい取り巻きに求める要素が分からなかったので、今回は三日月の舞の方を採用した。



☆コンセプト☆
クレセリアを経由させることで対面的な構築を目指す



クレセリアと相性の良いメガ枠としてヘラクロスを採用。
ラクレセの2匹を軸とした。


ヘラクロスが苦手なタイプ

・ひこう( )
ドサイドン

エスパー、フェアリー()
ジバコイル

・ほのお()
アシレーヌ



ここまでで壁+積み(キュウコン+ポリZなど)や、モロバレルなどを絡めた受け回しが面倒だったので、どちらにも誤魔化しの効くエンテイを採用。


以下個体紹介。


☆個体紹介☆



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性格:意地っ張り
実数値:187-224-135-×-139-95
努力値:252-148-0-×-108-0
特性:根性→スキルリンク
持ち物ヘラクロスナイト
技構成:ミサイル針/インファイト/タネマシンガン/ロックブラスト

環境トップのメガ枠(カイロスチャーレムサーナイト等)には不利を取るものの、一度有利対面を作った時の制圧力はそれらを遥かに凌ぐものだった。
特にヘラクロスが打点を持ちづらいゴーストタイプがいない点は追い風で、インファイトが裏まで一貫することが多かった。
特性はスイクン等に後投げしやすいように根性。それらとの対面では火傷ケアでメガシンカせずに殴るプレイングも何度か行った。
対戦相手の選出的に初手のヘラクロスがかなり意識されていると感じたので、出来るだけ後続に置くよう立ち回っていた。


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性格:図太い
実数値:227-×-182-95-157-105
努力値:252-×-204-0-52-0
特性:浮遊
持ち物:ウイのみ
技構成ムーンフォース/瞑想/三日月の舞/トリックルーム

最後まで技構成、持ち物共に迷走していた。
瞑想の枠は毒々やエスパー技を採用したこともあったが、やはり相手を詰めて勝つ可能性が最も高いのは瞑想なので、これを結論としておく。
持ち物はジャラランガの対面処理の確率を上げられる回復実で使った時期が一番長かった。挑発を覚えたサーナイトシャンデラなどに止められるためメンタルハーブを持たせていたこともあるが、単純に拾える試合の数を考えると混乱実の方が勝率は上がるように感じた。


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性格:意地っ張り
実数値:193-200-158-×-107-60
努力値:20-172-64-×-252-0
特性:ハードロック
持ち物:イワZ
技構成:岩石砲/ロックブラスト/地震/剣の舞

飛行タイプに強いポケモンとして採用。
対面処理からトリルエース、受けへの崩しまで様々な役割を担ってくれた。
ルール的に岩タイプはそこそこ通りが良かった印象で、トリルターン中に択を作りづらいイワZを持たせた。

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性格:控え目
実数値:145-×-135-200-111-112
努力値:0-×-0-252-4-252
特性:頑丈
持ち物:イバンのみ
技構成:10万ボルト/ラスターカノン/めざめるパワー(草)/ミラーコート

エスパー、フェアリーに強いポケモンとして採用。イバンのみ込みでの対面処理能力はかなりのもので、選出画面の時点で11交換以上が約束されているような構築も少なくなかった。
めざめるパワーはラグラージ、ヌオーなどに撃てる草で、特に雨パには滅法強く出られたのは良かった。
三日月の舞で頑丈を復活させるのは単純だが強力。

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性格:控え目
実数値:173-×-120-181-137-82
努力値:140-×-204-148-4-12
特性:激流
持ち物アシレーヌZ
技構成:泡沫のアリア/ムーンフォース/アクアジェット/滅びの歌

炎タイプに強いポケモンとして採用。
滅びの歌の枠はオニゴーリイーブイバトンがほぼおらず、打つ機会が少なかったのでエナジーボールサイコキネシスにするのもアリだと思う。
調整は居座りやすくするようにB振り。ミラーを考えるとSをもう少し伸ばすか下げるかした方が良かったかもしれない。

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性格:陽気
実数値:209-136-106-×-108-167
努力値:148-4-4-×-100-252
特性:プレッシャー
持ち物:食べ残し
技構成:聖なる炎/守る/身代わり/毒々

壁+積み、受け回しに対して抗える駒として採用。
壁張りとして採用されていたキュウコンユクシーを対面突破しながら裏の積みエースに毒を入れる動きや、三日月の舞でPPを回復しながら相手のPPを枯らす動きなど思っていた以上に色々な動きを取れた。



☆選出☆

(基本選出)
刺さってるやつ+刺さってるやつ+クレセリア

(クレセリアを崩せるポケモンがいる場合)
刺さってるやつ+刺さってるやつ+刺さってるやつ



☆おわりに☆

開始一週間で1800到達。この時は6位くらいだったかな?

あと2勝すれば70-30で戦績綺麗だよ〜(^。^)











墨ちゃんかわいい

おわりだよー(o・∇・o)

【JCS最終1826・国内22位予選抜け】雀王式レックゼルネ

はじめに

こんにちは、きのです。
こちらは5月に行われたJCS予選で使用した構築の記事となります。
準備期間が非常に短いルールでしたが予選を抜けることができました。
しかし、詳しくは最後に述べていますが本戦に出られなくなってしまったので公開しようと思います。

戦績

最終レート1826 28勝4敗(勝率87.5%)
日本22位


1日目 試合消化なし

2日目 8-1 1500→1608
○○○○×○○○○
3日目20-3 1608→1826
○○○○○○○×○○×○○○○○○○×○○○○

構築の経緯

※解説は採用順


ウルトラルールを少し触ってみたところ、サンやムーンの頃よりも大幅に伝説ポケモンの数値が上がっており、如何にして伝説枠のポケモンの行動回数を増やせるかが勝敗に直結すると感じたので、伝説ポケモンがなるべく居座れる構築を組むことを目標としました。


伝説枠が出来るだけ居座りたいことを考えると、まずカイオーガが強くないのではないかと思ったところから考察スタート。
理由としては、天候を争うグラードンメガレックウザの後出しを簡単に許し、再度天候を取り返すためにはこちらもサイクルに持ち込む必要があります。また、無天候の中で最もパワーが高いゼルネアスには起点にされ、イベルタルにはバークアウトで交換を余儀なくされてしまうためです。
(後にカイオーガはこれらに居座り続けても強いポケモンであることが分かったので、この考察は間違っていたのだが、取っ掛かりとしては良かったのだろう。)



レックウザ
カイオーガ側がこれらを解消するための行動として、レックウザの採用やスキルスワップで無理やり天候を取り返すような考察が見受けられました。対カイオーガではその動きまで対応出来れば勝てると考えました。


グラードンはどうやってもエアロック状態の水技を耐えられませんが、レックウザについて計算していると、エアロック状態での冷凍ビームを耐えられるHDに割いた突撃チョッキ型という情報を見かけ、これだと思い採用しました。



ゼルネアス
上記のレックウザの相方は、ソルガレオイベルタルウルトラネクロズマなど色々試した中で最も感触が良かったゼルネアスを採用しました。

レックウザとゼルネアスがお互いに依存せず単体性能が高く、自然と鋼タイプへの役割集中の形になり相手の立ち回りを制限できる点が魅力的でした。
(伝説枠が苦手なポケモンを被らせるメリットはここにあると考えていて、相手によって行動が変わりづらくなる。様々なレベルのプレイヤーがいる予選では大事な考え方だと思っている。)




ガオガエン
この2匹と補完がかなり良く、最低限のサイクルを回しやすくなるガオガエンを採用。このポケモンがいるだけで立ち回りの幅がグッと広がります。

威嚇や猫ジオコンの強さは周知の通りですが、例えば、レックウザが天候を奪えることで水技を撃たれにくいことを利用してカイオーガに対してガオガエンの後投げが可能になる点など、伝説枠→ガオガエンの後投げに対して一貫したタイプが少ないことがかなり強いです。




カプ・レヒレ
ここまでの3匹で、カプ・テテフがかなり面倒なのでフィールドを取り返せるカプ・レヒレを採用。
特に対カイオーガ性能が偉く、レックウザと並べることで前述のガオガエンの後投げが楽になります。
フィールドの書き換え、S操作や定数ダメージなどゲームメイク能力が非常に高く、実際に使ってみるとかなり選出しやすいことが分かったので、ここまでの4体を基本選出として残りの2枠を考えることにした。



で、これが一番最初に組んだ構築。
相手のゼルネアスに先に積まれるとキツいのでレッドカードモロバレルグラードンへの打点の少なさを考慮してジメンZ霊獣ランドロスとレヒレの熱湯を採用しています。



レートで使ったところ勝率は7割強ほどでした。

良くなかった点として、
・守る持ちが少なく守る+バレル投げが出来ない
マジカルシャインで隣のポケモンがごっそり削られます。

・ゼルネレックミラーで不利
→どちらもSを落としているため。当時はそもそもメジャーな並びだと思っていなかったのでミラーを考えていませんでした。

・グラゼルネが重め
→上手い人にはレヒレの熱湯もケアされました。相手次第で立ち回りが変わってしまう点が厳しかったです。



この辺りの問題点を解決するために、お先にどうぞモロバレル、ピッピ、鉄球ギルガルド、岩Zツンデツンデメガゲンガー(2メガ)、ナットレイ、妖Zカプ・コケコなど様々なポケモンを試した結果、JCS予選で使うのはクロバットランドロスに決めました。

クロバットは対グラゼルネ、対レックゼルネ等ゼルネアス入りの構築に投げていきます。レックウザ、ゼルネアスどちらとも横並びの相性が良く、これらの構築への勝率を飛躍的に上げてくれました。

ランドロスは予選でシングル勢含め構築的に重めなミミッキュと少なからず当たるだろうと予想したためです。実際にはメインでは1度しか当たりませんでしたが、その1戦は勝つことができました。

グラードンが重くなくなったので、カプ・レヒレの熱湯を抜きS振りの個体に変更しました。

並びとしてはよくありそうなものになりました。


以下個体紹介。

個体紹介

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レックウザ
性格:冷静
実数値: 212-210-120-231-132-123
努力値252-76-0-76-92-12
特性:エアロック→デルタストリーム
持ち物:突撃チョッキ
技構成:画竜点睛/神速/流星群/大地の力

・C255ゲンシカイオーガの4倍冷凍ビームを最高乱数を切って耐え=デルタストリーム下で2耐え
・C183ゼルネアスのWダメ+2マジシャ確定耐え
・大地の力で無振りメガゲンガー確定
・S-1のメガレックウザ抜き
・A余り A255鉢巻レックの画竜点睛耐えのラインがだいたい2発で死ぬ程度=前歯や怒りと合わせると倒せる

チョッキレックウザです。下げるところがないので素早さを下げました。これにより味方のカプ・レヒレより遅く行動することができます。
カイオーガの冷凍ビーム、カプ・テテフムーンフォースルナアーラウルトラネクロズマの専用Zなど、チョッキの耐久力で相手の計算を崩す場面がたくさんありました。HDきのみとの差別化点はオーガの冷凍ビームとゼルネアスの+2シャインを耐えることと、そもそもレックウザの耐性ではきのみを安定して発動させるのが難しいことです。
ゼルネアスを通す前に相手の鋼タイプに大地を入れるのが主な仕事です。特にグラードン入り構築には地面の一貫がある選出をされることも多く、安定行動だけでイージーウィン出来ることもありました。
レックゼルネはメガゲンガーが重くなりがちなので、せめて無振りまでは落とせるようにCに降りました。一応耐久に振られていてもガオガエンのバークアウトの圏内に入ったりします。
ウルトラルールでは個人的に不一致地面技の評価が高めです。
また、流星群はミラーやウルトラネクロズマボーマンダなどに撃つつもりで採用しましたかが、これらのポケモンはゼルネアスで倒せるのでオーバーヒートの採用も面白かったかもしれません。

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ゼルネアス
性格:控えめ
実数値:233-×-130-176-120-127
努力値252-×-116-68-12-60
特性:フェアリーオーラ
持ち物:パワフルハーブ
技構成:ムーンフォース/マジカルシャイン/ジオコントロール/守る

・A255鉢巻レックウザの画竜点睛を最高乱数を切って耐え
・A255ゲンシグラードンのWダメ断崖の剣を97.7%で2耐え
・C11n
・S-1の120族(メガボーマンダ)抜き

普通のゼルネアスです。こちらのレックウザは相手のレックウザが怪しいので耐久振りです。
特に言うこともないですが、JCS予選では相手の吠えるをかなり警戒して出来るだけ積まなくても勝てる状況を作ることを心掛けました。結果としてジオコン状態のゼルネアスが吠えられたのはルナアーラに一回食らったのみでした。



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ガオガエン
性格:慎重
実数値:200-136-111-×-154-84
努力値236-4-4-×-236-28
特性:威嚇
持ち物:フィラの実
技構成:フレアドライブ/バークアウト/蜻蛉返り/猫騙

・C183ゼルネアスの+2ムンフォ確定耐え
・最遅グラカイ抜かれ
・追い風時に最速100族抜き

突撃チョッキがレックウザに取られていることもありきのみになりました。持ち物に関しては炎Z、ガエンZ、脱出ボタンなども考えましたが、ガオガエンがZ技を撃つよりも蜻蛉返りの方が強い場面が多いです。また瞬間火力の出し辛いこの構築では脱出ボタンもそこまで機能しません。
また、ウルトラルールのガオガエンはSラインがバラけると考えていたので、同速に悩むよりもグラカイ抜かれの方が役に立つ場面が多いと思っていたのですが、構築記事を見る限り84がかなり多かったようです。もしかしたらどこかで同速勝負していたのかも、、?

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カプ・レヒレ
性格:穏やか
実数値:176-×-139-116-172-128
努力値244-×-28-4-52-180
特性:ミストメーカー
持ち物:ウイの実
技構成:凍える風/自然の怒り/癒しの波動/黒い霧

・A232レックウザの珠画竜点睛耐え
・C183ゼルネアスの+2ムンフォ最高乱数を切って耐え
・味方のレックウザ、ゼルネアス抜き

最初の構築では熱湯を採用していましたが、クロバットが入ったことでその必要がなくなりました。グラードンを倒すために振っていたCをSに回すことができ、自分のレックウザ、ゼルネアスの上を取ることが出来るようになりました。
これにより、凍える風→癒しの波動や自然の怒り+レックゼルネの攻撃で集中といった行動がかなり強くなり、相手がS順を誤認しているのを利用して行動を通す場面が多かったです。味方より遅いレヒレの自然の怒りは相手を倒すまでに2ターンかかってしまいますが、速いレヒレの場合1ターンで済むというのは分かりやすく強いです。
熱湯の代わりには黒い霧を入れましたが、クロバットも採用していてゼルネアス対策としては過剰だったかもしれません。相手のレックウザに対して凍える風から繋げられるムンフォや、確定数をずらせる光の壁も採用価値がありそうです。ここの技については試す時間が足りませんでした。

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クロバット
性格:臆病
実数値:192-×-100-×-101-200
努力値252-×-0-×-4-252
特性:精神力
持ち物:きあいのタスキ
技構成:怒りの前歯/追い風/挑発/黒い霧

対グラゼルネ、対レックゼルネに強めの枠として入れました。前述のカプ・レヒレと同じく、固定ダメージ+伝説の攻撃で倒しに行く行動は強力です。またガエンクロバットの並びで蜻蛉返り+追い風という選択は単純ながら非常に安定した選択肢となります。
ちなみに、水浸しヌケニンに対抗できる唯一の駒であり、カプ・レヒレに挑発を入れる役割も担っています。対策としては薄めですが、ヌケニンを使うような人の大半にはプレイングで勝てる自信があったため、そこまで問題ではないと判断しました。実際予選でも一度当たりましたが、レヒレを止めて勝つことが出来ました。

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ランドロス(霊獣)
性格:意地っ張り
実数値:195-184-111-×-130-112
努力値244-20-4-×-236-4
特性:威嚇
持ち物:ジメンZ
技構成:地震/岩石封じ/蜻蛉返り/守る

ミミッキュ対策枠。レックゼルネという並びはミミッキュにかなり隙を見せてしまうため、それを解消するためにガエンとランドの同時選出で無力化していきます。
また、ミミッキュと一緒に入っているグラードンに対して後投げする際、裏目である噴火を耐えるためにHD振りとしています。Sに振らないと特殊型のグラードンには上を取られてしまうと思うかもしれませんが、特殊型はチョッキレックウザで受け切れるので、残数を失わずにグラードンの型判別が出来る方が大事だと考えました。




強いところ
・相手との認識のズレによりアドを取れる点
レックウザの突撃チョッキや特殊技の火力、カプ・レヒレと伝説枠のS関係、ランドロスのHD振りなど。

・伝説枠の単体性能が高く、一体失ってもプランを建て直しやすい点
→これはレックゼルネという並び自体の強い点だと思います。


弱いところ
レックウザが凍りやすい点
カイオーガの冷凍ビームを喰らいに行く立ち回りをするため。凍ってしまうと天候書き換え機能付の氷塊と化して悲しくなります。

・90%技に依存しがちな点
→流星群、自然の怒り、怒りの前歯。特に固定ダメージの2つは外したターンの行動がかなり弱くなってしまいます。


選出

基本選出
レックゼルネガエンレヒレ(順不同)

対オーガレック
ガエンレック 裏レヒレゼルネ

対グラゼルネ
ガエンクロバ 裏レックゼルネ

対レックゼルネ
ガエンクロバ 裏レックゼルネ

対グライベルミミッキュ
ガエンレック 裏ランドゼルネ




おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました!


レート自体は予選抜け出来るものだったのですが、なぜかPGLの登録情報が本名ではなかったので本戦出場は出来ないようです。PGLに問い合わせをしましたが、回答は変わらずでした。残念…
昔の自分は何を思って偽名で登録したんですかね。


本戦で強いプレイヤーと戦えないのは残念ですが、僕で良ければフレ戦等しますので、気軽に声をかけてくれると嬉しいです。
もっとウルトラルールを理解したいので、色んな人と話が出来たらいいなとも思っています。



ここはこうした方がいいよ、この技の方が強いよ、みたいな構築に関する意見やアドバイス、また質問、感想等あればコメントか@kinop_oke6まで送ってくれると喜びます。

【スペレ】人気の出るルールを考えよう!


先日、ポケモン公式ツイッターでこんなツイートが投稿されました。


しりとりバトルとかいうルールがどこまで本気なのかは置いておくとして、新しいルールといえばそう、ルールが毎シーズン変わるスペシャルレートですね。


今期シーズン14において、スペシャルレートが記録的な過疎っぷりなので、どんなルールにすれば人気が出るのかを代わりに考えてみることにしました。(雑な導入)


まず、過去に人気のあったルールを調べるところから始めましょう。
単純に人数で比べるだけでは時期による影響が大きいので、そのシーズンのシングルレートの人口と比較することでルールの人気度を測ります。



まず、SM〜USUM各シーズンのスペシャルレートのルールは以下の通り。

SM
1 アローラシングル
2 伝説解禁シングル
3 6Zシングル
4 61シングル
5 さかさシングル
6 上位禁止シングル

USUM
7 アローラシングル
8 伝説解禁シングル
9 62ダブル
10 さかさダブル
11 幻解禁シングル
12 メガ・Z・準伝禁止シングル
13 準伝・禁伝・UB限定ダブル
14 きのみシングル

続いて、各シーズンのシングル、スペレの人口とその比率を表したのがこちら。

シーズン シングル スペレ 人口比
1 232318 6675 2.87%
2 241784 26718 11.05%
3 145078 3747 2.58%
4 125302 19408 15.49%
5 117781 12109 10.28%
6 108537 10341 9.53%
7 127118 2221 1.75%
8 111363 11793 10.59%
9 113473 3231 2.85%
10 88381 4019 4.55%
11 89203 5774 6.47%
12 88902 2904 3.27%
13 82158 2385 2.90%
14 61863 834 1.35%

(※シーズン14は2/24現在)


これを見ると、人口比が10%を超えているルール(伝説解禁シングル、61シングル、さかさシングル)は人気のあるルールだと言って良いでしょう。


人気のあるルールの傾向をまとめると
・当然、普段のルールでは出来ない戦いが出来ること。
・61シングルと62ダブル、さかさシングルとさかさダブルの例より、シングル>ダブルである。
・伝説解禁シングル>幻解禁シングルより、個体用意がそこまで難しくないこと。
・6Zシングルやきのみシングルの例より、持ち物を制限しすぎないこと。
・上位禁止シングル>アローラシングルより、使えるポケモンのプールが分かりやすいこと。

と言ったところでしょうか。





結構考えたんですけど思いつかないので、結論は
伝説解禁さかさ61シングルが最強!?

ということでいいんじゃないですか?


これを見た皆さん、是非これは!というルールがあれば僕とゲームフリークまで送ってください。待ってます。





以上です。では。

【S13スペレ 禁伝ダブル】3Z3追い風スタンダード【最終1829・4位】

はい、こんにちは。

今期は序盤ちょっとだけスペレしてたので、使った構築を紹介しようと思います。
ルールは、「伝説、幻、UBのみが使えるダブルバトル」です。

↓イメージ


☆このルールについて☆

このルールの簡単な環境構造について自分の認識を述べておこうと思います。
興味のない人は飛ばしてください。


GSルールなどをやったことがある人は分かると思いますが、伝説ポケモンと言っても

3世代:
6世代:
7世代:

この辺りの強さは他と一線を画しています。これに、幻枠のアルセウスを加えた8匹が環境の中心になると予想しました。

これらの有利不利、縛り関係などを表したのが下の図です。
ノーマルアルセウス、襷レックウザは有利不利が少ない代わりに、一撃で相手を倒すポケモンではないと考えているので、左上に配置しています。

今回のルールは全体的に火力がかなり高く、タイプ相性ではなく等倍火力で殴るポケモンが多いので、なるべく交代をせずに殴り合いたいです。

しかし、プールが極端なため、猫騙しや威嚇など、隣を動かすためのサポート要素を持ったポケモンが殆どいません。

そのため、不利な相手に居座るためには隣のポケモンでそのポケモンを縛っておく必要があります。

つまり、先ほどの図における4すくみの対角に位置するポケモンが隣に並べた時の相性が良いと言えます。
(例えば、グラードン→日食ネクロズマ→スカーフゼルネアス→鉢巻レックウザグラードンの4すくみができているので、グラードンとスカーフゼルネアスは相性が良い。)
言っているのは当たり前のことなのですが、通常のダブルよりも特にその重要性が高いと言うことです。


また、これは逆さダブルのときに感じたことでもありますが、交代が難しいルールではS操作による恩恵が比にならないほど大きいです。
今回使えるトリックルーム要員が、軒並みイベルタルルナアーラに縛られやすく、立ち回りが窮屈になりそうなことを考え、追い風を選択しました。
色々な対面から展開出来るようにした結果、3匹が追い風を持つ結果になりました。


☆構築の経緯☆

まず、先ほどの4すくみから、スカーフゼルネアス+グラードン、スカーフゼルネアス+ルナアーラの組み合わせが強いだろうと考え、ゼルネアス、グラードンルナアーラの3匹を選択しました。

追い風展開を考え、相手のゼルネアス、イベルタルグラードンカイオーガなどをワンパン出来る鉢巻レックウザを採用しました。

相手のトリックルーマーの横にイベルタルなどが居てトリルを決められることがあったので、ルナアーラとは別タイプで殴れるイベルタルを採用しました。

ここまでで相手のゼルネアスが面倒だったので、その牽制として日食ネクロズマを採用しました。
ソルガレオではない理由は、このルールでは威嚇が少ないのと、ウルトラバーストによるS変化に勝ち筋を見出せる場面があると考えたからです。

最後に、このルールではスカーフという持ち物は基本的に弱いです。交代が難しいルールでは不利対面でもある程度の仕事が出来ることが大事です。
それでもスカーフゼルネアスを使ったのは上からレックウザイベルタルを縛れる固有の性能があるからですが、僕はフェアリーアルセウスに変更することで、縛り関係はそのままに手数の少なさという問題解決を図りました。

ということで、スカーフゼルネアスをアルセウスに変更し、構築の完成です。




☆個体紹介☆



f:id:kinoP_oke:20190107103038g:plain

グラードン
性格:控えめ
実数値:404-×-356-438-216-217
努力値252-×-0-252-0-4
特性:終わりの大地
持ち物:紅色の珠
技構成:噴火/大地の力/火炎放射/守る

採用理由は前述の通り。
物理にしなかった理由は当然、断崖の剣の命中率の問題。スペレのレート差マッチを考えると、メイン技が命中不安にしたくなかった。一応、H振り日食ネクロズマが火炎放射で落ちるなどのメリットもある。
グラードンか隣のポケモンどちらかが動けば良い、という場面は出来るだけ噴火を押していた。
(余談だが、常に300下とマッチングしたとすると勝率85%ではレートが下がる)


f:id:kinoP_oke:20190107103048g:plain

レックウザ
性格:意地っ張り
実数値:351-504-236-×-237-329
努力値0-252-0-×-4-252
特性:エアロック→デルタストリーム
持ち物:拘り鉢巻
技構成:画竜点睛/神速/滝登り/噛み砕く

有象無象をワンパンするための鉢巻レックウザ。基本的に後ろに置いて追い風下で着地させていた。レベル100ルールでは、準速でも最速100属を抜けるため、意地っ張りで採用。
噛み砕くはVジェネレートとの選択だが、体感ではVジェネレートがあれば勝てた試合より、噛み砕くで拾った試合の方が多かった。


f:id:kinoP_oke:20190107103339p:plain:w120
(妖アルセウスのgifが見つからなかったので画像で代用)

アルセウス
性格:臆病
実数値:381-×-276-339-277-372
努力値0-×-0-252-4-252
特性:マルチタイプ
持ち物:精霊プレート
技構成:裁きの礫/大地の力/追い風/守る

追い風を使えるスカーフゼルネアス。デメリットはノーマルアルセウスが使えないこと。
フェアリー技の火力は少し劣るが、レックウザ、無振りイベルタルを倒せるのは変わらないので問題はない。大地の力はほとんど使わなかったので、滅びの歌など詰めに使える技の方が良かったかもしれない。


f:id:kinoP_oke:20190107103402g:plain

イベルタル
性格:陽気
実数値:393-361-227-×-232-326
努力値0-252-4-×-0-252
特性:ダークオーラ
持ち物:悪Z
技構成:イカサマ/不意打ち/追い風/守る

ネクロズマルナアーラのトリル展開を止めるために採用。イカサマZは他にもカイオーガに対する打点にもなる。ルナアーラを抜くために最速。


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ルナアーラ
性格:臆病
実数値:415-×-214-373-251-322
努力値0-×-0-252-4-252
特性:ファントムガード
持ち物:ルナアーラZ
技構成:シャドーレイ/サイコショック/追い風/ワイドガード

イベルタルと同じく、トリル展開を止めるためにZで採用。他のポケモンと比べてZ技以外の火力が無いため、置物化しないように注意して扱う必要があった。ワイドガードダークホールへの僅かな抵抗。


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ネクロズマ
性格:意地っ張り
実数値:335-454-291-×-254-253
努力値0-252-4-×-0-252
特性:プリズムアーマー→ブレインフォース
持ち物:ウルトラネクロZ
技構成:メテオドライブ/フォトンゲイザー/剣の舞/守る

見せ合いで相手のゼルネアスを牽制するために採用。たまに選出した。Zは理由はウルトラバーストを使えるようにするためで、レックウザなどに対して画竜点睛と神速の択を迫ることが出来る。
ちなみにウルトラネクロズマになるとメテオドライブでゼルネアスが落ちない。




結果的に3Z3追い風という構成になりました。

3Zについて、不利対面でも引けないため安定してZ技を放つことは難しいこと、実質持ち物無しでも十分な火力が出ることから全く使い辛さを感じることはありませんでした。

3追い風について、こちらも交代をあまりしたくない中で、いろいろな対面から展開出来るので便利でした。サブウエポンを持ちたいポケモンが少ないので技スペースの不足も感じませんでした。

これらの要素のおかげで、ある程度再戦にも強かったのかな、という印象です。(普段のスペレよりは再戦少なかったけど)



☆戦績☆

57勝21敗

レート1829

順位:4位(暫定)



久し振りに最終1ページ目に残れて良かったです。
今シーズンもお疲れ様でした。

【トリックホリック 】猫の手マニュパラセクト【最終1842・7位】

こんにちは。
今回はインターネット大会「トリックホリック」に参加しました。

"ハロウィンにちなんだ、各国で怖いイメージのあるポケモン"が参加できるシングルバトルです。
使用可能ポケモンは誰かのツイートかPGLで確認してください。傾向としては悪、毒、ゴーストあたりのポケモンが多いです。


トリックホリック参加申請忘れたけどやりたい、って人にサブロムを貸したので1ロム特攻です。


☆構築の経緯☆

使用可能ポケモンを眺めていて、猫の手胞子が使えることに気が付いた。


普段のシングルと比べて、
・フィールドで胞子を防ぐがいない
・胞子が効かない強い草タイプが少ない
マニューラより早いポケモンが少ない(のみ)

と、追い風な要素が多い。


猫の手の候補としてはマニューラレパルダスニャオニクスを考えたが、このルールには悪タイプが多いため、マニューラを採用することにした。


ネックであるマーシャドーに対する動きを考え、パラセクトにゴツメ、メタモンに襷を持たせた。

マーシャドーマニューラ対面が出来た際、パラセクトに引きゴツメダメを入れ、後攻胞子からメタモンを投げる。
この動きによって、相手は襷が潰れた寝ているマーシャドー、こちらは襷の残ったマーシャドーがいる状況が作れるので、それだけでゲームセットになる試合も少なくなかった。


ここまでで表選出は完成したので、裏選出を考える。使えるのが3枠しかないのと、受けサイクルには猫の手が強いので対面寄りに組むことにした。

事前考察でマーシャドー+ミミッキュ+対面操作が強いと感じていたので、良い調整を探していたところ、調整案を頂いたのでそれを使わせてもらった。



☆個体紹介☆

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マニューラ
性格:陽気
実数値:145-172-86-×-105-194
努力値0-252-4-×-0-252
特性:プレッシャー
持ち物:食べ残し
技構成:はたき落とす/剣の舞/猫の手/身代わり

猫の手枠。
マニューラを評価した点は2つあり、まず胞子が通らないグライオンや草タイプに対し、見た目上圧力をかけられるので剣の舞を積むチャンスがあること。特に草タイプはゴースト複合が多く、はたき落とすが通りやすい。

もう1つは、ゴースト技が半減であること。このルールの先制技のほとんどは影撃ちであり、体力が少なくても倒されにくい。また、身代わりを貫通してくるシャドースチールに対しても、剣の舞を積まなければそこまで入らないので、身代わりを残していればマーシャドーに居座れる点である。

はたき落とすと地獄突きは選択だが、スカーフ持ちに対しての動きがかなり楽になるので、はたき落とすを採用した。

調整について、特に何も考えずASで運用したが、デンジュモクのマジシャ、サザンドラアーゴヨンの流星群を耐えるまでDに振った個体の方が安定することに参加してから気付いた。



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パラセクト
性格:呑気
実数値:167-120-140-×-100-31
努力値252-36-220-×-0-0
特性:乾燥肌
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:キノコの胞子/守る/カウンター/泥棒

・泥棒でインファイトでBが下がったマーシャドーの身代わりが割れる

キノコの胞子枠。
残りの技は猫の手で出ない技で固めた。

このルールでキノコの胞子が使えるポケモンにはマシェードもいるが、どちらもB耐久が変わらないこと、単純に使用できる技の有用性からパラセクトになった。
特に、マーシャドーに後投げする関係上、身代わりを残されると負けが確定してしまうので、最低限の攻撃は確保したが、一度も身代わりを貼られることは無かった。

コンセプト上、後攻胞子を撃ちたいため最遅。



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メタモン
性格:冷静
実数値:155-×-×-×-×-×
努力値252-×-×-×-×-×
特性:変わりもの
持ち物:きあいのタスキ
技構成:変身

メタモン枠。
拘りスカーフではなく気合いのタスキの理由は、ロトムがスカーフを持っているのとマーシャドーに変身することが多くなると予想されたから。

また、スカーフ持ちの可能性があるポケモンマニューラが対面した時、メタモンバックで技を見ることによって持ち物を判別する動きも強かった。

マーシャドーに変身した後3タテしたことも数回あって、改めてマーシャドーの異常性を実感した。



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マーシャドー
性格:意地っ張り
実数値:170-188-101-×-136-153
努力値36-204-4-×-204-60
特性:テクニシャン
持ち物:拘り鉢巻
技構成:シャドースチール/インファイト/影撃ち/冷凍パンチ

・+2意地ミミッキュの影撃ち耐え
・臆病ウルガモスの大文字Z、+1サイキネ耐え
・準速100属抜き

バルジーナを崩す鉢巻マーシャドーバルジーナはいなかった。

ミミッキュに対して耐久振りを気にせず影撃ちを撃てたり、予想以上の耐久で倒しに来た相手を返り討ちにしたりと調整が活きた場面がそこそこあった反面、最速ミミッキュサザンドラなどに抜かれることもあり、一長一短といったところだった。

耐久紙みたいなイメージあるけど、仮にも600属ですからね。耐久もサンダーと同じくらいと言われると強そう〜(^。^)って感じ。


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ミミッキュ
性格:意地っ張り
実数値:133-144-109-×-126-148
努力値20-164-68-×-4-252
特性:化けの皮
持ち物:ゴーストZ
技構成:シャドークロー/影撃ち/じゃれつく/剣の舞

・陽気マーシャドーの影撃ち耐え

いつも見かけるようなミミッキュだが、鋼タイプがほぼ存在しないこの環境において、非常に動きやすかった。

個体数の多いどくタイプを考えると、ミミッキュZよりはゴーストZの方が優先度が高いかなあというイメージ。

無難に強かった。


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ウォッシュロトム
性格:控えめ
実数値:135-×-127-165-127-136
努力値76-×-0-196-0-236
特性:浮遊
持ち物:拘りスカーフ
技構成:10万ボルト/ハイドロポンプ/ボルトチェンジ/トリック

・C 11n
・準速デンジュモク抜き

対面操作枠。
マーシャドーミミッキュに受け出しされるポケモンドヒドイデバルジーナ、輝石ゴルバットくらいなので、相性が良い。

そもそも地面タイプの性能がピーキーで、グライオン以外は数が少なかったこともあり、ボルトチェンジがかなり強力であった。

トリックは耐久ポケモンに刺さる技だが、使い手が下手だったのでなかなか撃てなかった。かなしい。



☆選出・立ち回り☆

マニューラパラセクトメタモンか、マーシャドーミミッキュロトムの2択。
本当にその2通りしか出していない。

以下は選出の基準と立ち回り。


マニューラより早いポケモン
(ⅰ)素でマニューラより早いポケモン
基本的には裏選出。プテラには猫の手選出でもよい。

(ⅱ)スカーフ持ち
初手で対面した時は、パラセクトメタモンを経由して1度相手を引かせたいが、このルールではあまりマニューラをワンパンするスカーフ持ちはいなかったように思える。
また、身代わりが残ってさえいれば、はたき落とすによって後攻催眠からのはたき落とすでSを逆転させることが出来るので、猫の手選出を躊躇うことは基本的にない。
個体紹介でも触れたが、Dに努力値を回せば耐える範囲が広がるのでそうすべきだった。

(ⅲ)特性加速
出来れば裏選出で出したいが、刺さり次第では猫の手選出も十分可能。


②音技持ち
(ⅰ)ウルガモス
事前に剣の舞を積めていればはたき落とすで処理可能。最悪メタモンでパクれるが、裏選出で勝てそうならそちらが無難。

(ⅱ)バクオング
裏選出が勝てないので基本的に猫の手選出。剣の舞はたき落とすで勝てるので、起点を作れていれば問題はない。
トリックルームはそもそもさせないのが理想だが、貼られてしまった場合でもタスキメタモンなどでターンを稼げるのでそこまで苦労しなかった。寝言は無理。


マーシャドー
前述の通り、パラセクトでゴツメダメを与えて後攻催眠。メタモン後出しで切り返せる。
マーシャドーZだとパラセクトが倒されてしまうが、それでも襷メタモンが場に出るので不利ではない。
また、既にパラセクトが倒されていて相手の裏にマーシャドーがいそうな時は、出来るだけ剣の舞を積まずに身代わりを残して突破したい。



④ラム・防塵ゴーグル
対策してません。

ゴーグルドクロッグに壊滅させられてじわった。


☆戦績☆

1日目 12-3
2日目 10-5
3日目 14-1

計 36-9 (80.0%)

最終レート 1842
順位 7位



☆おわりに☆

ギミックだし正直1650くらいで終わるかなぁなんて思っていたので、1日目、2日目はツイキャスで全試合放送しました。
最終日のマッチングが割と良くてギリギリ上げきったという感じですね。

途中ヨルノズクに負けたり、エレキブルに負けたり、ラフレシアに負けたり色々ありましたが、楽しかったです。
久しぶりにネット大会が盛り上がった感じがありますね。

この調子で次のスペレ発表にも期待しましょう。


では。

【S9スペレ】62ダブル 環境推移

シーズン9のスペシャルレート、62ダブル の環境推移記事です。


(謎公式画像)


Q.なんで今更?
A.下書きにあったから

Q.需要あるの?
A.ないです(即答)



(以下本文)



シーズン開始3/13〜3/21

シーズン開始前
◎主な出来事
3/6 シーズン9のスペシャルレート発表
3/8 威嚇ガオガエンなど、7世代の夢御三家の解禁

62ダブルはスペシャルルールが設置されたXY以降初めてのルールであり、また前期の伝説解禁シングルが比較的人気のあるルールであり、終盤まで盛り上がったことも相まって、事前考察はあまり進まなかったように見受けられた。
そのなか、「テテフアギルダー」が任意の並びに強いとされ注目を集めた。
また、発表直後に解禁された夢御三家については考察が満足に進まないままシーズンが始まった。

3/13〜3/14

テテフアギルダーはもちろん、分かりやすいギミックとして、天候パ、滅びパなどが多数を占めていた。


3/14 使用率ランキング発表

注目されていたテテフアギルダーが上位に食い込み、また天候の中では他の天候に強く、出し負けを眠り粉で誤魔化せるドレコーの並びが多かったことが分かる。初期環境では守る、猫騙し持ちが少なかったこともあり、鉢巻自爆や捨て身タックルでイージーウィンが狙えるカビゴンが2位と健闘した。また当時の上位陣が使用していたこともあり、キュウコンツンベアーのアンコール金縛りコンボ、鉄球ニョロトノをお先にどうぞで動かす雨滅び、レパルダスの悪戯心で優先度+1からポリゴンZで輪唱をするなどの2体セットのコンボもランキング入りしている。

3/21 使用率ランキング発表

大きな順位の変動
カプ・ブルル(10位↗︎2位)
カプ・コケコ(16位↗︎3位)
ガオガエン(12位↗︎4位)
ファイアロー(ランク外↗︎17位)
ルチャブル(ランク外↗︎24位)
アシレーヌ(ランク外↗︎26位)

アギルダー(3位↘︎16位)

カプ・ブルルファイアローなど、並びでテテフアギルダーに強く出られるポケモンの使用率が大きく上がっている。また、この辺りから多くのトレーナーがHPを188以上に調整し始めたように見受けられる。それに伴い、カプ・テテフは未だ1位を保っているものの、相方のアギルダーは大きく順位を落とした。
アギルダーが失墜したことにより、それまでアギルダーに縛られていた高速帯のポケモンが採用され始める。具体的には、カプ・コケコやルチャブルなどで、特にルチャブルは殴れる軽業勢として一時期の流行を攫った。
また、カプ・テテフに比較的強く、威嚇や猫騙しなど強力な要素を持つガオガエンも順位を上げた。ガオガエンの増加を追いかけるように、カプ・レヒレアシレーヌ、そしてマリルリと水妖の3匹がそれぞれ順位を上げてランキングに食い込んでいる。




3/21 使用率ランキング発表

大きな順位の変動
ニョロトノ(9位↗︎5位)
ゲッコウガ(15位↗︎11位)
カミツルギ(19位↗︎14位)
ガマゲロゲ(ランク外↗︎21位)
ウツロイド(ランク外↗︎28位)

カプ・コケコ(3位↘︎8位)

前週、カプ系統とガオガエンが大きく数を伸ばし、「カプ+ガエン」という一つの組み方が浸透し始めた。それを受けて、カプに打点を持つための鋼タイプが軒並み順位を落とす結果となった。今回大きく数を増やしたゲッコウガカミツルギウツロイドはカプとガエンどちらもに有効打を持てるポケモンであることからも、それは顕著に表れている。この対「カプ+ガエン」性能は、この62ダブルを語る上で1つのテーマとなるだろう。
その一方で、カプ・ブルルの増加などによってフィールドを取られることが多くなり、フィールドに依存しやすいカプ・コケコは使用率を少し落としている。
また、特にこの週は所謂スペレ塾QRが数多く使われたこともあり、ニョロトノガマゲロゲなどの使用率が伸びている。





4/4 使用率ランキング発表

大きな順位の変動
カプ・レヒレ(9位↗︎7位)
カミツルギ(14位↗︎9位)
マリルリ(18位↗︎15位)
アシレーヌ(27位↗︎20位)

上位5位までの順位は変わらず、徐々に環境が固まってきたという印象を受ける。この環境においてガオガエンに強いというのは大きな価値を持ち、ガオガエンに強い水妖の3体はさらに順位を上げる結果となった。この流れに乗じてさらに順位を上げたのがカミツルギである。
これ以降、カプ、ガオガエン、鋼枠(ギルガルドカミツルギ)、水枠(カプ・レヒレゲッコウガマリルリアシレーヌ)を中心とした環境が続くこととなる。






ここで文章は途絶えている。
人口が減り、これ以降大きく環境が動くことはなかった…

【S11スペレ 幻解禁シングル】"壊崩"のマーシャドー【最終1801 24位】

こんにちは。

S11のスペシャルレート、幻解禁シングルで使用した構築です。

ルールを簡単に説明すると、通常のシングルバトルに加えて、幻のポケモン、ジガルデ、サトシゲッコウガが使用可能というルールです。


結果は、最終1801で24位でした。

今期は他のルールをやる関係で1800で止めていましたが、スペレに専念すれば1ページ目を十分狙えたかなという感想です。
この構築の形にしてからは29勝6敗でした。



☆個体紹介☆

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カプ・レヒレ
性格:図太い
実数値:340-×-361-227-297-209
努力値236-×-252-4-4-12
特性:ミストメーカー
持ち物:ウイのみ
技構成:波乗り/ムーンフォース/冷凍ビーム/自然の怒り

ジガルデ、マーシャドーに投げる。
冷凍ビームか挑発かは悩むところではあったが、ジガルデにより安定する点や、そもそもマーシャドーがいるので積み辛い点を考慮して冷凍ビームを採用した。たまに後出しシェイミが吹っ飛んでいった。


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ヒードラン
性格:臆病
実数値:380-×-267-296-248-265
努力値 228-×-76-0-0-204
特性:貰い火
持ち物:食べ残し
技構成:噴煙/毒毒/身代わり/守る

マギアナに投げる。カプ・レヒレミストフィールドとアンチシナジーではあるが、先にヒードランから展開したり、みがまもでターン調整することを心掛けていたので、そこまで気にならなかった。
この枠をボルケニオンにする案もあったが、電気の通りを考えるとヒードランの方が回しやすかったように感じた。


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ボルトロス
性格:控えめ
実数値:287-×-324-254-296-264
努力値 24-×-232-20-0-232
特性:蓄電
持ち物:オボンのみ
技構成:10万ボルト/目覚めるパワー氷/サイコキネシス/ボルトチェンジ

上2匹と相性が良く、シェイミに有利のつくポケモン。対面からならマーシャドーやジガルデとも撃ち勝てる。サイコキネシスはメガフシギバナに撃つ。このルール筆頭の地面枠であるジガルデに不利を取らないので、ボルトチェンジでの対面操作は非常に強力だった。


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ガルーラ
性格:意地っ張り
実数値:411-297-219-×-196-216(メガ前)
411-363-259-×-236-236
努力値 240-176-92-×-0-0
特性:肝っ玉→親子愛
持ち物:ガルーラナイト
技構成:すてみタックル/地震/不意打ち/猫騙

サイクル選出が難しそうな時に投げる。持ち物無しマーシャドーインファイトを耐えるので、強化アイテム以外なら突っ張って対面処理することができる。地震マギアナボルケニオンなどに通る優秀な打点だった。


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マンムー
性格:意地っ張り
実数値:362-394-196-×-156-259
努力値 4-252-0-×-0-252
特性:厚い脂肪
持ち物:きあいのタスキ
技構成:地震/氷柱針/氷の礫/ステルスロック

マーシャドーをステロで補佐するときや、シェイミに厚くしたいとき、また対面選出をするときに投げる。氷地面の範囲がかなり刺さっていて、幻枠ほぼ全てに対面から勝てるのが偉かった。


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マーシャドー
性格:陽気
実数値:321-349-197-×-216-383
努力値 0-252-4-×-0-252
特性:テクニシャン
持ち物:マーシャドーZ
技構成:シャドースチール/インファイト/影撃ち/ビルドアップ

最強。
ステロを撒いておけば+1七星奪魂腿でHBドヒドイデ、HBメガフシギバナを持っていけるので、1匹で受け回しの構築を崩せる。
マーシャドーのストッパー性能は確かなものだが、そもそもマーシャドーは十分な種族値を持っており、その存在だけで積みを抑制できるので、襷はもったいないというのが持論である。



☆おわりに☆

一つの構築の中にサイクル、対面、崩しの3要素を綺麗に盛り込めたので、対応範囲は広く組めたと思います。

来期からGSも始まるので、またレートに人が戻ってきてくれると嬉しいですね。



簡単な紹介のみになりましたが、今回はこの辺りで終わりたいと思います。
では。